こんにちは。ウミムコです。
バリ島から来たイネさんですが、日本に住んで20年ほどたちます。
うっかり当たり前と思っていることが、え?となるときがいまだたくさんあります。
今日は第4回「暗闇とイネさん」のお話です。
暗闇とイネさん
以前一時期車が故障して1か月くらい車のない生活をしていたことがありました。
うちは子供の習い事や塾の送迎に結構車を使うのですが、送迎場所は歩いていけないこともない距離ではあります。(30分くらい…遠い(‘Д’))
その日は娘の塾のお迎えがある日でした。
通っている塾は住宅街のど真中にあります。
周りにお店も自動販売機もありません。
しかも終わる時刻は予定を過ぎることが多く、30分以上延長になることはざらです。
いつもは私が塾の前に車を止めて待っていますが、その日は車がありません。
さらに私の都合が悪くなり、イネさんにお迎えを頼みました。
帰りお迎えいってくれる?
イネさんは少し間をおいて答えました。
・・・・・アッブナイナ・・・
・・・・え?・・・うん?
なにがあぶないの?
ドロボトカオバケヨ
(泥棒とかお化けがでるから危ないらしい(笑))
イネさんはくらい道をひとりで歩き、暗い住宅街で待つ自分の姿を想像し、心配をしていました(笑)
爆笑する私たち家族の認識はこうでした。
イネさんと出くわした人のほうがビビるわ(笑)
わが旦那様ながらあれですが、自分の愛想のない見た目を自覚していないのでしょうか。
もう少し補足すると、
知らない人がくらやみでイネさんと目が合ったらヒッとなるくらいのレベルではあります(笑)
(名誉のために言いますが、イネさんは悪事は働きません。ちゃんと税金も納めている善良な市民です。)
そしてそのあとイネさんはしぶしぶ塾のお迎えにいくのですが、やっぱり怖いのでちょっと離れたスーパーで時間をつぶしていたようです。
日本で暮らす外国人ていろいろ大変なんだなと思った出来事でした。
ではまた次回の記事でお会いしましょう!
コメント