こんにちは。ウミムコです。
留学時のお金の管理や持って行くカードについて
いったいどの方法がいいか迷っていませんか。
この記事では留学にもっていくカードでお勧めする方法の1つ、
「Wiseマルチカレンシー口座」についてまとめています。
「Wiseマルチカレンシー口座」を作るメリットデメリット、
実際に現地でどんな風に使うのか、具体的に確認してから選べば心強いですよね。
我が家では実際に娘がカナダに留学して1年が過ぎました。
実際にうちはWiseマルチカレンシー口座はまだ利用していませんが、
このカードは作っておいて損はないかなと思います。
なにが一番お得でよかったか、留学について調べた情報を留学準備の参考にしていただけると嬉しいです。
【Wiseマルチカレンシー口座】留学に持って行くべきカードは?
1.Wiseマルチカレンシー口座とは?
Wiseマルチカレンシー口座とは
国際送金システムWiseワイズ(旧transferwise)のアカウントで作れます。
Wiseワイズ(旧transferwise)のアカウントの作成がまだの場合はこちらの記事から作成してください。
このリンクから入って最大75,000円の割引をゲットしてください!
マルチカレンシーとは 「複数の通貨」 という意味です。
マルチカレンシー口座とは1つの口座に複数の通貨を持っている口座です。
1つのお財布の中に複数の通貨を持っている状態です。
Wiseマルチカレンシー口座を作ると、
デビットカードで海外でその国の通貨をそのまま使えるんですね。
海外送金するときにご紹介したワイズと同じアカウントですが、
海外送金のアカウントは資産を保有することができません。
Wiseマルチカレンシー口座には複数の通貨をプールしておくことができます。
2.Wiseマルチカレンシー口座の実際の使い方
Wiseマルチカレンシー口座の実際の使い方はシンプルです!
・Wiseマルチカレンシー口座を登録
・Wiseマルチカレンシー口座のデビットカードを注文
・MasterCardのデビットカードとして利用
タッチ決済対応です!
Wiseマルチカレンシー口座はとても簡単で便利なのですが、
通貨や使い方によっては手数料がかわったりするのである程度のルールを知っておいたほうがいいです。
どんな特徴がるのか見てみましょう!
3.Wiseマルチカレンシー口座の特徴
・送金手数料が安い
・200カ国でデビットカードとして利用可能
・現地の資金の受取ができる(10ヵ国)
・53通貨を両替・保持できる
具体的に見てみましょう!
3-1.Wiseマルチカレンシー口座は送金手数料が安い
具体的に15000円を$口座に送金した場合の、手数料はいくらなのか見てみましょう!
Wiseマルチカレンシー口座で換金 89円
Wise国際送金 153円(自分の口座から別のドル口座に送金する場合)
他の銀行からの送金 1980円~
マルチカレンシー口座の場合は海外送金というより
同じ口座内の円を外資に換金するイメージなので送金手数料というより換金手数料ですね。
その点はSony bank walletも同じくとってもお得です!
●Sony bank wallet/ソニーバンクウォレットについての記事はこちら▶▶3-2.Wiseマルチカレンシー口座は200カ国でデビットカードとして利用可能
Wiseマルチカレンシー口座を利用する場合、
デビットカードの取得に約1200円かかります。
通常郵便を利用時は到着まで数日かかるので余裕をもって作ってください。
利用時の手数料は一体いくらかかるのかチェックしてみましょう!
●デビットカードを買い物などで利用する場合
自分のアカウントで保有している通貨での決済は、無料です。
例えば
①Wiseマルチカレンシー口座に10万円を入金する
②利用する国の通貨(USD)に1万円両替する(手数料0.60%=60円)
③1万円分の外資(USD)をデビットカードで使う場合、手数料は無料
この時点では
円の口座には9万円、外資口座には1万円あります。
この時点の両替手数料は60円です。
ではその状態で2万円利用する場合、
デビッドカードで20000円をUSDで決済する場合。
足りない分を保有口座から両替して使うのでその時点で両替手数料がかかります。
保有していない外資を利用するときも自動で保有してる口座から両替してくれます。
この場合の合計手数料は120円です。
ん?何が違うの?
外資に交換する際の手数料はずっと0.60%です。
手数料は外資を持っていてもいなくても同じです。
でも為替はかわります。
例えば1万円をUSDに両替する場合、
7月10日の為替レートが130円だった場合、約77USD
7月20日の為替レートが135円だった場合 約74USD
だとすると、事前に為替レートの条件がいいときに換金して外資を持っていた方がいい
という考え方もありますね。
他社のデビットカードと比較してみましょう。
15000円をデビットカードで利用した場合
・Wiseマルチカレンシー口座の手数料(0.60%) 90円
・他社デビットカードの手数(3.08%) 462円
●オンラインショッピングで利用する場合
オンラインショッピングの際は、購入先の国の通貨(現地通貨)での支払いを選択します。
支払いと同時に通知が受け取れるので安心です。
海外通販をつかったことがないので、ちょっとハードルが高いと思われますが、
チャレンジしたらまた記事にしたいと思います。
●海外でデビットカードATMから出金する場合
毎月ATMから15000円相当額をUSDで引き出すときの手数料は0円です。
毎月2回、合計30000 JPYまで無料での出金が可能です。
その後は出金ごとに70 JPYがかかります。
出金額が30000 JPYを超えた場合1.75%の手数料が発生します。
Wise公式サイトより引用
月の上限はありますが、無料で出金が可能とは最強です。
まず他社との比較を見て下さい。
引き出し金額(135/$) | 手数料 | 両替コスト | 海外ATM 利用料 | 現地ATM 手数料※2 | 合計手数料 | |
Wiseでビット | 15000円(111USD) | 0 | 0.60% | 0 | 3USD(405円) | 495円 |
他社デビット※1 | 15000円(111USD) | 2.00% | 0 | 220円 | 3USD(405円) | 925円 |
※2海外ATM利用時の現地ATM機を使う利用料です。
確かに他社よりは安い!
もちろん自分で計算する必要はありませんよ。
ちなみに、3万円を超えると手数料は1.75%+利用料70円/回
13万円引き出した場合、約2200円手数料がかかります。
超過10万円分(1820円の手数料+ATM利用料3USD)
ここで「現地ATM手数料」ってなに?
ときになった人はいますか? 私は気になりました(^^;)
意外に盲点だったので注意してください。
●現地ATM手数料とは?
海外でATMから現金を引き出す場合、現地のATM機を使うための利用料です。
ATM機を利用したときに残高より引き落されます。
日本のように口座のある銀行のATMから引き出す場合、無料のところもありますが
まちなかに設置しているATMの場合を使う場合、手数料がかかります。
手数料は国や機械によって違います。
参考までに・・・
アメリカでは3USD(405円)/回
カナダでは3.5CAD(367円)/回
結構かかるのね・・・
3-3.Wiseマルチカレンシー口座では現地の資金の受取ができる(10ヵ国)
これすごいなーと思ったのですが、外資口座を持っていたら外資通貨を受け取ることができるんです。
例えば外資で収入があった、外国で友達に貸したお金を口座に振り込んでもらうなどの場合、同通貨だと現地の銀行口座がなくてもWiseマルチカレンシー口座があれば受け取ることができるんです。
Wiseマルチカレンシー口座で受取可能な通貨(10ヵ国)
オーストラリア・ドル
英ポンド
カナダ・ドル
ユーロ
ハンガリー ・ フォリント
マレーシア・リンギット(マレーシアの居住者のみ)
ニュージーランド・ドル
ルーマニア・レイ(欧州経済領域、スイス、イギリス、日本、オーストラリア、カナダ及びアメリカの居住者のみ)
シンガポール・ドル
トルコ・リラ
米ドル
受取に基本手数料はかからず(一部例外あり)、受け取った資金は自分の口座内で円に換えることも簡単にできます。
送金する人は利用する銀行で送金手数料はかかるかもしれないです。(書いてない・・・)
はじめて口座を開設するときは本人確認が必要です。
Wiseで新規登録したときのような自撮りの画像を送ったりする操作です。
一度やっていればそんなに困らない手続きです。
AmazonやPayPalなどとアカウントを連携させ、世界中でビジネス展開
銀行口座情報を使用して報酬を受取り、資金を管理しましょう。現地のように請求書を発行して様々なオンラインプラットフォームやお店の収益を管理できます。
Wise公式HPより引用
ここまで出来たら上級者ですね!
ちなみに、Wiseアカウントの通貨口座での資金の受け取りにかかる時間は、通貨によって異なります。早ければ1~2日、通貨によっては4日以上かかるものもあるようです。
利用される人はWiseマルチカレンシー口座のホームページで確認してみてくださいね。
3-4.Wiseマルチカレンシー口座では53通貨を両替・保持できる
例えば留学資金をWiseマルチカレンシー口座にためておきたい場合
貯めた日本円をWiseマルチカレンシー口座に入れてレートのいいときに現地の外資に換金しておいておきます。
Wiseマルチカレンシー口座で資金を保有する手数料は限度額までは無料です。
(通貨や金額によって手数料がかかる場合があります。)
アカウント内での通貨間の両替には両替手数料がかかり、 通貨によってこの手数料は異なります。
4.Wiseマルチカレンシー口座のデメリット
・Wiseの口座が必要
・デビットカード発行が有料(1200円変動あり)
・WiseカードはMasterCardのみ(Visaしか使えない時使えない)
・機能や使える条件が多すぎて理解するのが大変
・Wiseは銀行ではなく電子マネーアカウントなので、利息は付かない
・Wiseアカウントの通貨口座での資金の受け取りにかかる時間は、通貨によって異なる。
思いつくデメリットはこんな感じですが、
・Wiseの口座が必要
・デビットカード発行が有料
このあたりは手間は多少かかりますが、1回で済むので後のメリットを考えたらやった方がいい手間です。
デメリットにはいるかなのですが、私が一番面倒だとおもったのは
Wiseマルチカレンシー口座が多機能すぎて、細かいルールが難しい(^^;
例えば
・ATMで引き出すとき無料になる3万円の上限を越した場合
・外資の保有はできるけど、それをどうやって使ったり戻したりするのか
外資や金額によって条件が細かくかわるので、理解するのが大変でした。
最初は「この使い方だけ」と決めて使うのがいいかもしれません。
5.Wiseマルチカレンシー口座のまとめ
Wiseマルチカレンシー口座は本当に多機能でした。
ちゃんと理解して使いこなせばものすごく便利です。
個人的には外資口座があれば外資を受け取ることができるところに感動です。
海外と取引がある、海外に行く予定がある人はぜひ持っていたい口座です。
デビットカードとして利用する際もタッチ決算が使えて現地通貨の口座に預金がある場合は手数料も無料です。
多少のデメリットはありますが、
「シンプルに入金→両替→利用」という使い方のみなら簡単です。
同じマルチカレンシー口座で留学時に大絶賛のSony bank wallet(ソニー バンク ウォレット)と
2枚用意して利用方法によって使い分けるがいいと思います。
まずはWiseワイズ(旧transferwiseのアカウントを作るところから始めてみて下さい!
●Wiseワイズ(transferwise)の開設方法の記事はこちら▶▶ ●留学には「Sony bank wallet/ソニーバンクウォレット」!▶▶また次回の記事でお会いしましょう!
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