こんにちは。ウミムコです。本日は英文の成績証明書と卒業証明書の取得のお話です。
✔ 英文で提出だけどすぐ出してもらえる?
✔ 英文の「成績証明書」と「卒業証明書」にかかる費用は?
カナダの公立カレッジや大学に進学するときに必要なのは、
願書・IELTSなどの英語力の証明、学校によってはエッセイ。
そしてもう一つ必要なのが、英文での「成績証明書」と「卒業証明書」です。
大学卒であっても「成績証明書」や「卒業証明書」はプログラムによっては高卒が条件になっている場合、高校の証明書が必要になる場合がありますが、通常は最終に卒業した学校で発行してもらいます。
「卒業証明書」は卒業後20年間取得は可能ですが、英文での「成績証明書」とは卒業後5年以内でないと取得できません。
では卒業後5年過ぎたらどうするのか。
今回は英文での「成績証明書」と「卒業証明書」の取得方法を
・卒業後5年以内
・卒業後5年から20年以内
・それ以上
の場合についてまとめています。
留学前に必要な英文での「成績証明書」と「卒業証明書」の取得方法をぜひ事前に確認してください。
【成績証明書を英文で取得する方法】卒業5年後までに発行が必要です
成績証明書を英文でって・・・母校で発行してもらえばいいんだよね?
正解ですが、誰もが取得できるわけではありません。
また学校行けばすぐにもらえるわけではありません。
え?そうなの?どういうこと?
成績証明書は母校を卒業後5年後に保管義務が終わり取得できなくなります。
では5年を過ぎた場合はどうすればいいのでしょうか。
この記事では公立カレッジや大学に進学する際必要な英文の成績証明書と卒業証明書の取得方法、また成績証明書が取得できない場合についてまとめました。
1.英文成績証明書と卒業証明書はどんなもの?
英文成績証明書とは?
履修した科目の評定(GPA)と修得単位数が記された証明書を英文で発行してもらったものです。
英文卒業証明書とは?
学校を必要な課程を修了し卒業したことを証明する書類を英文で発行してもらったものです。
大丈夫だとは思うけど、卒業式にもらう卒業証書ではないですよ!
成績証明書と卒業証明書の保管期間
第二十八条 学校において備えなければならない表簿は、概ね次のとおりとする。
文部科学省学校教育法の一部を改正する法律等の施行について より抜粋
<略>
四 指導要録、その写し及び抄本並びに出席簿及び健康診断に関する表簿
<略>
2 前項の表簿(第二十四条第二項の抄本又は写しを除く。)は、別に定めるもののほか、五年間保存しなければならない。ただし、指導要録及びその写しのうち入学、卒業等の学籍に関する記録については、その保存期間は、二十年間とする。
要するに、成績証明書の保存期間は5年、
卒業証明書の保存期間は20年ってことなんだね。
2.証明書の取得方法と取得日
3.英文の成績証明書の申請可能時期
在学中の場合
本人が学校で申請(無料)
英文に少し時間がかかるとのことで、在学中に申請し卒業後に郵送されました。
卒業後5年以内
ほとんどの学校の場合、学校のHPに申請書や申請方法が載っています。
通常は申請書をダウンロードし、必要書類を同封します。
私の場合は申請費用と一緒に現金書留で送りました。
卒業後5年から20年以内
卒業後20年以内の場合、成績証明書の保管義務が過ぎているので発行できないことがほとんどです。
そのかわりに「単位修得証明書」を発行できる場合があります。
取得した単位を証明する書類
※取得できてないものは記載されません
※授業名、単位数、成績を記載している場合が多い
卒業後21年以上
卒業証明書は永年保管している学校が多いようですが、保管義務は20年です。
単位修得の証明をすることは難しいですが
一度母校に問い合わせてみることをお勧めします。
証明書が発行できない場合は、
「単位修得証明」「調査書・成績証明書」を発行できないという旨の証明書は発行できるようです。
ただこれは、発行できないという証明なので取得した単位についての証明にはなりません。
単位取得証明も取得できない場合は、まずカレッジに相談してみて下さい。
カレッジや大学では学部にもよりますが、数学の成績証明書が必要にる場合があります。
英文の成績証明書がどうしても用意できない場合
カレッジが用意した必要単位の補習授業を受ければOKとなる場合もあるようですが
カレッジ側の対応になるので確認してみて下さい。
そもそも成績証明書がなくても入れる学校というものあるのでそういう選択肢もありますね。
英文成績証明書と卒業証明書のまとめ
娘の都立高校の場合ですが、卒業前に卒業証明書、成績証明書が必要の場合、
在学中の申請であれば無料、卒業後は400円/通でした。英文の場合も同じです。
留学が決まっている方やもしかして留学するかもという人は卒業直前に申請することをお勧めします。
うちは英文のみを3通申請しました。
学校に用途を聞かれましたが、カレッジ用、大学用、予備と説明したらスムーズに無料で申請できました。
実際にカナダの公立カレッジの申請時に、英文と和文原文の「成績証明書」と「卒業証明書」が必要と言われ、和文のほうは卒業後に申請しました。
ともあれ、今現役の学生まは卒業後5年以内の方は、すぐに留学の予定がなくても、
卒業証明書、成績証明書は英文和文最低各3枚づつは取得しておく方が絶対にお勧めです!
では、また次回の記事でお会いしましょう!
英語コーチング
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