留学に目的は必要か?親目線で考えた海外の大学を選択した理由

留学に目的は必要か 留学準備
留学に目的は必要か

留学に目的は必要か?
今回は留学をさせる親目線から海外の大学を選択した理由を考えてみました。

海外留学と言っても形式はさまざまです。語学目的の短期留学、ワーホリ、大学進学など。
実際には、海外に行ってみたいけど実際に進方向はまだわからないというケースだってあります。

この記事は実際にうちの娘が高校卒業から海外留学に行った経緯、どうやって留学先を決めたか。
なぜカナダにしたのか。そして実際に行かせてみた経緯をまとめてみました。

●留学に目的は必要か?

留学に目的があるなら、あるほうがいいと思います。
でも目的がはっきりしない、よくわからないという人も実はたくさんいると思います。

日本では小さいころから将来なりたいものや、やりたいことを展望にいれて進路を考えるように指導されます。多分それは最短距離の正しい選択方法なんだと思います。
だから本当に目的がある子供には進むべき方向の選択は難しくありません。

でも私が見てきた中には、進学の目的のない子、進みたい方向もわからない子供はたくさんいました。
そのまま日本の大学に進学する場合は、理系文系などを大まかに選択し、あとは条件にあった偏差値にある学部に落ち着いていく方向が一般的なのではないでしょうか。学部そっちのけで大学のネームバリューだけで決めることだってあります。

そうやって選択した大学ですが、そこに目的があるかどうかといったら、どうでしょうか。
進んでいく環境の中でそれぞれの目的を見つける場合もあるし、目的を見つけられない場合だってあります。目的が見つけられなかったからといって、充実した人生が送れないわけではありません。

留学も同じだと思います。その国やその環境で影響を受けたもの、学んだものの中で進んでいく方向が見え来ることもあると思います。もしかして、ないかもしれません。そういう意味では日本も海外も特に変わりはないと思います。

●なぜ海外を選んだのか

娘は特に高校在学中に将来の目的が見つかっていませんでした。
なんとなく入ってきた情報から、教員になりたいといってみたり、語学系に進んでみたいといってみたり本人も将来のイメージはできていなかったのだと思います。

そんなに高収入の家庭ではないので、都立高校にいったあと、本心を言えば公立や国立大学にはいってくれたらいいな、なんてひそかに希望をもっていました。

でも高校の学年が上がるにつれ、公立は無理だな(笑)という現実を思い知ることになります。

進路をそろそろ決めなくてはならない時期になっても、結局娘は自分の学力で行けるところという選択肢で学校選びをしている感じでした。私はずっともやもやしていました。

ある日、ふと娘が言いました。「留学はダメだよね?」

留学はどこか頭にはあったけど、留学するには莫大な費用がかかることも有名です。
学資保険で積み立ててきた分で私立大学の学費はまかなえるけど、それ以上は無理だと思っていました。

我が家は生活に余裕があるわけではないし、下にもあと二人控えています。
現実的な選択肢に海外留学はないと思っていました。

でもその夜、娘の心の底に秘めている気持ちを聞いた気がして、ふと海外の大学留学について調べ始めました。娘が高校3年の1学期でした。

調べれば調べるほど、今まで持っていた留学に対する考えが変わりました。過ごす国によって、行く学校によって、生活スタイルによって、かかる費用も選択することができます。

一言で留学といっても千差万別です。

私が娘を留学させることにした決定打は
「4年生の大学をでた後は、就職しないで海外にワーホリに行きたい。」といった言葉でした。

無駄、とまでは思いませんが、大学の4年間を大学卒業後のワーホリに行くために過ごすには、なんだか本末転倒といううか、その4年をそのまま海外で過ごした方いいのではないかと思えてきたのです。

また、数ある国の中からカナダの留学を選んだ理由は、大学で勉強することの自由度が高いことと、英語が第一言語あでること、そして方法によっては費用についてもなんとかなるかもと思えたからです。

今進みたい方向がわからなくても、大学に入った後も学部を変更できたり、年齢に関係なく学びたい人がまた大学にもどってくる人が多くいるなど、カナダは学びに対しての感覚がすごく柔軟です。

目的が決まっていない人にとっては軌道変更もハードルが高くないようなので娘にはぴったりだと思いました。そしてやはり費用的な問題をクリアできそうだということ。それがカナダ留学を選んだ理由です。

●親目線で考えた海外の大学を選択した理由

以上が今年高校を卒業したばかりの娘を海外留学に行かせた親目線の理由です。

考え方は人それぞれだと思います。まだ行く大学も決まっていない状態ですが、娘は大学進学に向けてIELTSのスコアを取るために勉強に頑張っています。ある意味「カナダの大学に行く」という当面の目的ができて英語の勉強も自発的にやるようになりました。

絶対に無理と決めつけて娘の海外留学の機会を奪わなくてよかったなと今は思います。

次回はどうやって留学先の国を選んだのか、なせカナダに決めたのか、詳しく調べていった内容をまとめていく予定です。

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